『ホームページ』刊行されました/販促企画「(  )のホームページ」始まりました

『ホームページ』刊行されました/販促企画「(  )のホームページ」始まりました

1月26日、と言いつつその数日前から各所に入荷していましたが、無事、ぶじ、刊行です。お疲れ様でした。ありがとうございます。よろしくお願いします。はじめまして。

詳しい書誌情報に関しては、版元である本屋lighthouseの当該ページをご覧ください。ページ末尾には取り扱い書店一覧のリンクもあります。随時更新とのこと。まめまめしくチェックしていただけると幸いです。

今回の本に関しては、装丁(表紙/栞デザイン)に関してもわたしが担当しました。そのあたりの理由や経緯を書くと長くなりそうなのですが、要所要所を端折りつつ書くと「書籍のコンセプト的に、著者自身によるある程度のセルフビルドが大事だろうと判断した」「『ホームページ』以前の拙著に関していろいろ(割愛します)ありすぎて、制作初期〜中期段階のわたしは出版業界……というより制作上でわたしと関わりうる書店や版元や編集と名の付くもろもろに対する不信感がひどく、制作や出版/対人においてイップスのような状態になっていた(被害者ヅラしたくないので言い添えると、誰が悪い悪かったとかもはやそういう話ではないと思っています。わたしもわたしで人間性がクソカス便所コオロギですから)」のに加えて「制作段階で浮かんできた装丁案に勝る案が他者から出てくる気がしなかった」から、ということになります。偉そうですね。偉そうなわたしは無事製本され納品された本を目の当たりにしてしっかりしっぺ返しを喰らいました。まったく舞い上がれないんですね、自分で装丁すると。まあうれしい、という気持ちより先に「ああここ、最後まで修正するか悩んで修正しなかった箇所だ」「なるほど、ここはこうなるのか」「もっとここをこうすればよかっただろうか」という点検/粗探しが先行して、しばらく見るのもつらくて1週間ほどデスク脇にそっと置いたままにしていました。まともに本を触る気になれたのは、文フリ京都出展を機に制作した日記ZINE『ロングストローク』が納品されたころ。その2冊を並べてようやく「…………良い、本、かも、しれない」と思えるようになりました。制作において他者が並走してくれることのありがたみが痛いほどわかりました。誰かの手が加わらないと、ダメ出しやムチが止まらない。初手で喜べない。

いまはもうそういうモードは脱して、さあ!いい本です!どうぞ!!と芯から思えています。それもこれも、他者の反応があるからですね。ありがたい限りです。そしてこの本は、他者からの応答があってはじめて、わたしのなかにようやく何事か語る言葉が生まれてくる本でもあるのだな、とも。

そんなわけで、かねてより準備を進めてきた自主販促企画「(  )のホームページ」が始動しました。

『ホームページ』を読んだ様々な方に「”あなたの”ホームページ」を1ページ/1投稿作っていただく、という、お祭りめいた企画です。既存の宣伝/販促にとらわれず、ゆるやかな販促が長く続いていくようなイメージで、数年間をかけてだいたい100人ほどに参加していただこうかな、という算段でいます。

去年末からいままで、制作や告知の水面下でひたすら準備してきたものがようやくお披露目できて、いまとても安堵しています。そしてうれしい。さまざまな景色、たくさんのホームページ。面白い布陣になっていくと思います。先にも書きましたが『ホームページ』は(というより、ありとある本がいまやそうである、とも言えるのですが、この本はとりわけ)他者からの応答/反応によって育っていく、苗床のような本です。この先さまざまな方がこの本を読むなり「(  )のホームページ」を見るなりして何事か思い、書き、語ることで、この本がつまりなんなのか、その全貌のようなものが(たとえばそれは蜃の吐く煙が映すまぼろしのようなものかもしれませんが、とはいえ)立ち上がってくるはず。いい企画になる。いい企画になります。やっていこう。

記念すべき一人目の管理人は、京都文フリで共に出展した詩人・山内優花さんです。

どんなホームページになったのでしょうか。

みんなで覗いてみましょう👀